善人で金と美貌が規格外:想像を超える金持ちの正義「マダム・ジョーカー」

多分、「マダム・ジョーカー」は最強のカードという意味だと思います。

美貌と資産が余りあるヒロイン・蘭子は未亡人。
当然、資産狙いで近づいてくる者あれば嫉妬で陥れようとする者あり。
また、トラブルに巻き込まれやすい。
トラブルを呼ぶという意味でも「ジョーカー」なのかもしれません。

蘭子さん自身はとても素直な性格です。
おかしい、間違っていると思えば率直に口を出す、手を出す、金を出す。
夫の遺した資産が巨額なので億単位の人助けが簡単にできます。

一話完結の物語は全部、蘭子さんが事件を解決して悪者をぎゃふんと言わせてスカっとして終わります。

そして、亡夫の弟(イケメン)が蘭子さんの近くにいつもいるのですが、
蘭子さんに心底惚れてます。
なんておいしい設定。

毎回のストーリーは、水戸黄門のように勧善懲悪で終わるので、
このマンガはどこから読んでもいいです。
けれど、大きなストーリーの流れとして、
蘭子さんと亡夫弟との恋愛、結婚、
蘭子さんの娘の恋愛、結婚、
出産、子育て、
と、進んでいきますからやはり最初から読むのがベストでしょう。

目もくらむような金持ちの恋愛!
ってのはハーレクインにも通じる鉄板設定です。
ゴージャスです。

マンガは、リアルな等身大の疑似恋愛を楽しむのもそれはそれでいいのですが、
非日常のめくるめくロマンスを疑似体験できるのも醍醐味です。

作者・名香智子先生はシャルトル公爵シリーズなど、
絢爛豪華な金持ちの世界を描くのが巧みです。
そちらのシリーズは貴族の設定ですが、
「マダム・ジョーカー」は財閥ですね。

日本にも想像がつかないほどの金持ちっているらしいんですが、
普通、身の回りにいないから。
知らないから。
一般人が想像のつく金額って100万円くらいですかねぇ…
自家用車の値段ですね。
一千万超えると、持ち家ですね。
即金で払うものじゃないから、想像つきにくいですよね。

億になっちゃうと、生涯年収が二億ぐらいと言われているから
働かなくてもいい金額!って気がしますが、
実際は昨今金利がほとんどつかないし、物価は高いし、運用は難しいし、
億単位あっても楽には暮らせないかもしれません。
にしても、人生で出会うことのない金額。

そういう金額が、ぽん、と出ちゃう。

登場人物は概ね美男美女。
そうでない人物もいるけれど、
蘭子さんほどの富豪だと貧富で他人を格付けすることが無いのと同様に、
蘭子さんほどの美女だと美醜で他人を差別することもしません。
だいたい、登場人物の美男美女は金・顔・地位がどうでもいいのです。

想像を絶する世界なので、
そこで悪党が懲らしめられるのは爽快感があります。
読後はスッキリ!

深く考えずに読むのが楽しいマンガです。

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入り江わに について

オタクじゃ老害、川柳じゃ若手!オタクが互いをお宅と呼んでいた頃からのマンガアニメオタク。兼、川柳人。
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